ある日の昼下がり・・・芝生の上で、ひとり静かに枝をたしなむワンコを見つけた。
おかあちゃんたち人間にとっては、ただのつまらない枝だけど、
チョビにとっては大切な宝物のようだ。
「いい感じの枝を見つけたわ~! それでは早速、お味見の方を・・・カジカジ♪」
「ムムッ! あんた、けっこう硬いわねぇ。 でも、そう簡単には諦めないわよ~!」
「やっぱり、硬くて噛めないわ~。 ちょこっとずつ噛んでみようかしら・・・カリカリ♪」
「ぬぉ~! これは、ワタシが長年探し求めていた幻の枝ではないか~い!」
チョビったら、大袈裟やねぇ・・・でも、かなり感動してたみたい。
カジカジしながら、目がウルウルっていた・・・ような?(笑)
どれどれ、チョビが気に入った枝をおかあちゃんにも見せてくれるかな?
こ・・・これは・・・・・もしかして、細い 「竹」 やないの!?
ダメダメ! この枝だけは、絶対にダメーーーーーッッ!!
竹は、カジカジして割れると裂けちゃうから&口の中で刺さると危ないからね!
だから、この枝は没収します!
「あ、おかあちゃんズルイ!
これは、チョビが見つけたの! おかあちゃんには渡さないの!!」
みしみしみしみし・・・・・・・・・(戦)。
「没収されちゃいました~♪ おかあちゃんの
バカ力 には敵いません。キャハハ!」