9月23日の15歳の誕生日を過ぎた頃から体調が悪くなり、
食欲もなくなり、唯一食べていたフードもおやつも食べなくなったチョビ。
その日から、動物病院への点滴通いが始まりました。
1日目は、頑張って病院まで歩いて行くことができたチョビだけど、
次の日からは歩くことも難しくなってしまい、抱っこして連れて行きました。
でも、体重が13㎏近くあるチョビを抱っこして連れて行くのは大変なこと。
それに、リンパ腫で体のあちこちが腫れてたもんだから、
チョビも抱っこされるのを嫌がってね・・・。
ドッグバギーを買おうかと思ったけど、届くのに時間が掛かるってことで、
おとうちゃんといろいろ考えて、
ドライブボックスを台車に乗せて、ズレ落ちないように紐で固定し、
チョビを乗せて運んでみることにしました。
このドライブボックスは、
おかあちゃん実家で、弟くんの車にチョビを乗せるときに使おうと買ったもの。
シートがチョビ毛だらけになるのが申し訳なくて・・・。
でも、弟くんが 「そんなこと気にしなくていいよ」 と言ってくれて・・・ありがとう。
なので、まだ使ったことがなかったんだけど、
まさか、こんな形で使う日がくるなんて思ってもいませんでした。
中には、飛び出し防止ベルトが2本付いているので安心です。
ボックスの中にトイレシートを敷き、
その上にバスタオルを敷いて、チョビを抱っこして乗せて運ぶ・・・。
名付けて、「チョビ号」。
動物病院の先生方は、「チョビちゃん号」 って言ってた(笑)。
こういうのに乗るのがめっちゃ苦手なチョビだから、
嫌がるかなぁと心配したけど、意外と気に入ってくれたみたいで。
オスワリして進行方向をガン見したり、
チョビ鼻を高く上げて、外の空気をクンクンしたり・・・。
なんだか、とっても楽しそうにチョビ号に乗ってたチョビ姉さん。
そんなチョビを見てたら、
可愛くて可笑しくて嬉しくて、涙が止まりませんでした。
通りすがりの方々には、
「あら、かわいいわね~♪」 って声を掛けてくれたり。
病院の待合室では、
他の患者さんたちがチョビ号に乗ってるチョビを見て、
「おとなしく待ってて、お利口さんね~」 って声を掛けてくれたり。
駐車場で会ったおじちゃんには、
「おっ! カッコイイもんに乗ってるな!」 って言われたっけ(笑)。
散歩にも行けなくなったから、
チョビ号に乗ったまま、日向ぼっこしたりもしました。
久しぶりに、暖かいお日さまパワーをいーっぱい浴びて、
めっちゃ気持ちよさそうなチョビ姉さん。
毎日の点滴は大変だったけど、
チョビ号に乗って病院通いしていた約2週間半は、
チョビとおかあちゃんにとって、とても幸せな時間でした。
チョビの一周忌までに 「闘病記」 を終わらせようと思ってたけど・・・。
あともう少しだけ続きます。
チョビと一緒に頑張ってきた闘病生活、カテゴリ 「闘病記」 にまとめました。