「知って下さい、ボクたちのこと。」

チョビと歩く散歩コースに可愛いお店があります。
お店のスタッフさんも可愛らしい方で、
たまにチョビ頭をなでなでしてもらっています。

そして、そのお店の入口にはいま、このポスターが貼ってあります。
(開店前に撮らせていただいちゃいました ・・・)
「知って下さい、ボクたちのこと。」_c0084117_22471865.jpg
『 犬 13万2238、猫 23万1697 』
これは、全国で1年間に殺処分された小さな “いのち” の数です・・・。

いまだに、こんなに何の罪もない小さな命が毎日のように消えているのです。

知っていますか?
無責任で犬や猫を捨てたり、保健所に持ち込んだりする人があとをたたないこと、
放し飼いにされたあげく、迷い犬となって収容される犬がたくさんいること、
戸外を放浪していて捕獲された犬は3日目に(チョビはこれでした)、
飼い主に持ち込まれた犬や猫は、その日の内にも殺処分される可能性があること。

そして、その処分方法は 「安楽死」 ではなく、
ほとんどが 「炭酸ガスによる窒息死」 であること。

このポスターに写っている子たちは、いまはもうこの世にはいません。
悔しくて悲しくて、涙が出ます・・・。


チョビも、親犬がどこの誰だか分からない雑種犬です。
そして、「明日には殺処分」 という悲しくて怖い運命が待っていた捨て犬でした。
チョビは運良く私たちと出会えて、こうやって楽しい毎日を送っているけど、
もし、この出会いがなかったらどうなっていたんだろう・・・考えただけで怖いです。

いま犬を飼いたいと思っている方・・・
ペットショップに行く前に、一度 「里親会」 に足を運んでみてはいかがですか?
どんな親犬から産まれ、どんな環境で育ち、どんな性格なのか・・・
詳しい情報が何もない犬を飼うことは、とっても不安で勇気がいることだと思います。
私たちもチョビと一緒に暮らし始めて、大変なこと苦労したこといっぱいありました。
でも、いまとなっては笑って話せる楽しい思い出です♪

いまだに、
忘れることのできない 「捨て犬時代のつらい思い出」 を抱えているチョビだけど、
どんなにつらくて悲しい過去があったとしても、
私たちが愛情たっぷり注いであげれば・・・
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こんなにステキな笑顔をプレゼントしてくれます♪

犬は、自分たちの力で飼い主を選ぶことはできないけど、
一度家族になった人を忘れません。
優しくしてくれたこと、一緒に遊んでくれたこと・・・絶対に忘れません!
飼い始めたからには、最後まで面倒みてあげてください!
可愛がってあげてください!!
「知って下さい、ボクたちのこと。」_c0084117_141919.jpg
何があっても、おとうちゃんとおかあちゃんはチョビを絶対に手放しません!
この溶けちゃいそうな笑顔をずーーっと守っていきます!
だから・・・だから、安心してゆっくりと毎日を過ごしていってね、チョビ♪


「ひとりでも多くの方に、悲しい運命が待っている小さな命を助けてもらいたい」

チョビblogを見て、少しでも何かを感じてくれた方がいたら嬉しいです♪
by uchi-mame | 2008-07-10 22:13 | チョビりく家 | Comments(6)
Commented by maki-poki at 2008-07-11 13:40
13万、23万の命…あってはならない悲しい現実に私も涙です。
あまりにも数が多すぎる…。
苦しんで死ぬの?…あまりにもヒドいです。
里親会の事、もっと一般的に知られてほしい。
動物の命を守る法律がほしい。
チョビちゃんはホント、よかったね〜。
感謝の気持ちは犬一倍だと思います。

Commented at 2008-07-11 14:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by uchi-mame at 2008-07-11 14:38
maki-pokiさん・・・
信じられない数の多さに、涙が出ちゃうよね・・・。
この数字が少しでも減っていってくれると嬉しいんだけど、逆なんだよね・・・
増え続けていく悲しい現実。
このポスターを見て、少しでもこの現実をみなさんに分かってもらえたら、
不幸な動物たちも減っていくんじゃないのかなぁって思うよね!
私も、チョビに声を掛けてきてくれる人たちに、チョビをもらった経緯を
できるだけ話すようにしているんだ・・・たくさんの人たちに、悲しくてつらい運命が
待っている犬や猫がたくさんいるんだって事を知ってほしくて・・・。
動物の小さな命を守ってくれる、しっかりとした法律がほしいよね・・・ホントに。
Commented by uchi-mame at 2008-07-11 14:57
鍵コメさん・・・
私も、日本は動物に対する考えが他の国に比て、すごく遅れていると思います。
ある国では、ペットショップに犬や猫は1匹も置いていないそうです。
飼いたいのであれば、まず飼い主のいない犬を収容している所へ行き、
その中から飼いたい犬を決め、その家族が犬を飼える環境か、育てていけるのか、
長い時間厳しい審査を受け・・・そして、やっと犬をもらうことができるそうです。
私が、前に里親会を見に行った時にビックリした事があって、
1匹の犬に欲しい人が集中したら、なんとジャンケンでもらう人を決めていたんです。
それって、完全に犬を「オモチャ扱い」しているとしか思えなくて、腹が立ちました。
どんなに小さな命だって、頑張って生きているんですよね!
それなのに、大きくなりすぎたから、言う事聞かないから、飽きたから・・・と
保健所へ持ち込んでくる人たち。
その犬が、この先どうなってしまうのか分かっているハズなのに・・・(悲)。
本当に、大人も子供もみんな「命の大切さ」をもっと真剣に考えて欲しいですよね。
Commented at 2008-07-12 00:08 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by uchi-mame at 2008-07-12 16:07
鍵コメ(07-12 00:08)さん・・・
ホントに悲しすぎますよね・・・。
飼い主の見つからないワンちゃんたちの運命は、「殺処分」しかないんでしょうか・・・。
みんなが安心して幸せな毎日を過ごしていける、もっといい方法はないんでしょうか・・・。
この処分された数を見ると、私たちの娘は本当に運が良かったんだなぁって思いますよね。
生きるために、捕まらないよう必死に逃げたRちゃん、とっても怖かったろうに・・・
考えただけで涙が出ます。
里親会の中でも、雑種と純血種の差別が起きているなんて信じられません!
「雑種と純血種の違いなんてあるの?
みんな同じ可愛いワンちゃんじゃないですかーっ!」って叫びたいです。
いまペットショップでは、親犬が純血種同士の雑種犬まで売っているんですよね。
「親犬が純血種同士なら、売れるんです」って言われた時は、腹が立ちました!
いまだに、捨て犬時代のトラウマが消えないチョビを見ていて、「可哀そうに・・・」と
思ってしまう事があります。
このトラウマ、完全に消去できる日は来ないかもしれないけど、
私たち家族と一緒にいるいまがシアワセって思ってくれたら嬉しいですよね♪


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