カテゴリ:闘病記( 24 )

治療始まる

「ステージⅤのリンパ腫」 に侵されていることが判ってからも、
めっちゃ元気で食欲モリモリだったチョビ。
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大変な病気に侵されているとは思えないほど元気いっぱいで、
いつもと何ら変わらないチョビでした。

だから、いろんな検査をして出た全ての結果が本当に信じられませんでした。

「この数値で、食欲もあって散歩までしている子は見たことありません」 って、
先生や看護師さんたちも、めっちゃ驚いてたっけ(笑)。
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そんな元気いっぱいなチョビだったので、
チョビの年齢&体調などから、先生が今後の治療法を考えてくれ、
とりあえず、飲み薬から始めてみることになりました。

しかし、治療法が決まった3日後の6月13日(土)、
元気で食欲モリモリだったチョビが、突然食べれなくなってしまって・・・。
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で、先生といろいろ相談し、まだ体力があるうちに・・・ってことで、
飲み薬ではなく、抗がん剤治療を始めることにしました。

リンパ腫なので、
手術することも、放射線治療することもできなかったのです。

病院にチョビを預け、左前足のチョビ毛を剃られ、
そこから、チョビの様子を見ながらゆっくりと抗がん剤投与。
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無事に抗がん剤投与は終わり、
翌日には、食欲も少し戻って元気になったように見えたけど、
投与2日後あたりから、恐れていた抗がん剤の副作用が出てしまいました。

その副作用は、思っていたよりも重く酷く出てしまい、
嘔吐と下痢を何度も繰り返しては、日中も夜も眠れない毎日。
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少し落ち着いたかな?と思えば、
また嘔吐と下痢を繰り返すことが何日も続きました。

辛くて苦しくて落ち着けず、
小さな声で 「クゥーンクゥーン」 と鳴きながら、部屋中をウロウロ歩き回るチョビ。
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そんなチョビが本当に可哀そうで、
「おかあちゃんがそばに居るから大丈夫だよ。頑張って」 と声を掛けながら、
励ましながら付き添い、撫でてあげることしかできまでんでした。

そして、何も食べれず、水さえ飲むこともできず、
病院に行ったり、先生に往診してもらったり・・・点滴ばかりの毎日でした。


チョビと一緒に頑張ってきた闘病生活、カテゴリ 「闘病記」 にまとめました。
by uchi-mame | 2016-06-04 20:38 | 闘病記 | Comments(14)

病気発覚

チョビが 「リンパ腫」 に侵されていると分かった日から、
もうすぐ1年になろうとしています。

話が行ったり来たりすると思いますが、
そろそろ、チョビの闘病生活を少しずつ書いていこうと思います・・・。


チョビの異変に気付いたのは、2015年5月下旬。
おかあちゃん実家に帰省しているときでした。

5月20日に、おかあちゃん実家近くの病院で 「犬ドック」 を受け、
先生からは、「14才とは思えない素晴らしい結果です!」 とビックリされ、
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「健康優良児だね。このまま頑張るんだよ」 と言っていただいたのに。

その数日後のことです。
チョビを撫でてたら顎の下にポコポコと、
いままでに触ったことのない硬いものが手に触れて・・・。

「これは、ちょっとヘンだぞ」 と思い、再び病院に行って診てもらったところ、
「リンパ腫の可能性があります」 と言われました。
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そして、「専門の病院を紹介しますので、すぐ検査を受けてください」
とも言われて・・・。

このときは、先生の言葉が信じられず、
「まさかね~」 なんて、冗談にしか聞こえませんでした。
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なので、「ちょっと考えます」 とだけ伝えて、その日はそのまま帰りました。

そして、セカンドオピニオンとして、
弟くんの車で、旧チョビ家地方でお世話になってた病院へ連れてってもらい、
慣れ親しんだ先生に診てもらったところ、
やはり、「リンパ腫」 という結果が出てしまいました。

もう、おかあちゃんの頭の中は真っ白になり、目の前は真っ暗になりました。
でも、まだ信じられず、また冗談を聞いているような感覚に陥り、
とっても不思議な気持ちになってました。
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さらに、いまの状態を詳しく知るために、
先生が予約してくれた大きな病院にチョビを預け、詳しく検査してもらうことに。

検査が終わるまでの時間はとても長く、
チョビが診察室から出てくるのを、待合室でひとりで待っていたとき、
怖くて体の震えは止まらず、手はめちゃくちゃ冷たくなり、
何度も、「ここから逃げ出したい!」 という気持ちに押し潰されそうになりました。

でも、いまチョビは頑張ってる!
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自分のために、おかあちゃんたちのために頑張ってるんだ!と思ったら、
「こんなこと考えちゃいけない!しっかりしなくちゃ!」 と思い直し、
頑張って待つこと3時間ちょっと。

検査結果は、「ステージⅤのリンパ腫」。

ここまで詳しく検査してもらって出た結果なのに、
まだ信じられずに&信じたくないと思っていたおかあちゃんです。
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だって、検査した内容を先生から丁寧に分かりやすく説明してもらってる間、
チョビは、シッポをブンブン振り回しながら、
おかあちゃんや先生方の周りを楽しそうに歩いてるんだもの・・・。

そんなチョビが大きな病気に侵されているなんて・・・。
絶対に治らない大変な病気に侵されているなんて・・・。

これは夢でもなんでもない、辛くて悲しい現実。
そう思ったら、涙がポロポロ溢れ出して止まらなくなりました。

でも、チョビの前では絶対に泣かないと決めたおかあちゃん。

その夜は、
可愛らしい寝息をたてながら隣で寝ているチョビを撫でながら大泣き。
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チョビを失う日が来るのかと思うと、怖くて大泣き。

そして、チョビとの闘病生活が始まりました。
by uchi-mame | 2016-05-23 21:03 | 闘病記 | Comments(12)

最後まで親孝行

チョビの病気が見つかってから、おとうちゃんは諦めていたそうです。

「めっちゃ辛いけど、
俺は、チョビの最期を見届けることはできないだろう」 と・・・。

おかあちゃんもそう思ってました。
だって、おとうちゃんは1日のほとんどを仕事で外に出てるからね・・・。

でも、チョビはおとうちゃんにとっても大切で大好きな我が娘。
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その大切な我が娘の最期に立ち会えないなんて、絶対にあってはいけない!って、
おかあちゃんは思ってました。

きっと、チョビもそう思い、頑張ってくれてたんだと思います。


息を引き取る数時間前、
チョビの呼吸は速く、上下に動くお腹もとても大きく見えました。
それを見て、「いつもと違う」 と思ったおかあちゃんは心配で不安になり、
真夜中だったけど、お世話になっている動物病院の先生に電話してしまいました。

そして、折り返し電話をくれた先生のアドバイスを聞いたら、
気持ちが少しラクになって・・・。

そのあとも、チョビを励ましながら撫でたり、スポイトで水を飲ませたり、
ベッドに敷いてたトイレシートを換えたり、寝返りさせたり・・・を何度も続け、
「早く朝にならないかなぁ、明るくならないかなぁ」 って思ってました。
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チョビの呼吸が少し落ち着いたように見えた4時半頃、
おとうちゃんが 「紅茶が飲みたい」 と言うので、お湯を沸かしに行ったら、
チョビの容態が急変して・・・。

何度も 「戻っておいで、チョビ!」 って言ったけど、
心臓マッサージも一生懸命やったけど、チョビは戻って来てくれることなく、
おとうちゃんとおかあちゃんの手の中で静かに息を引き取りました。

泣き崩れるおかあちゃんの横で、
おとうちゃんは、泣きながらチョビに何度も言ってました。
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「チョビ、ありがとう。 おとうちゃんがいるときに・・・本当にありがとう」 と。

おとうちゃんの仕事がお休みの日。
しかも、3連休中日の早朝だったので葬儀を翌日にすることができ、
家族だけで過ごす最後の時間までも作ってくれたチョビ。

本当に、最後の最後まで親孝行な娘でした。

こんなにいい子に育ってくれて、おとうちゃんもおかあちゃんも嬉しいよ。
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チョビ、本当にありがとう。
by uchi-mame | 2015-10-25 19:56 | 闘病記 | Comments(10)

最後のプレゼント

チョビが息を引き取る前、呼吸も速くてしんどそうで、
顔を上げることさえ困難だったチョビがゆっくりと頭を持ち上げ、
おかあちゃんのことをじーっと見つめたあと、ニッコリと笑ってくれました。
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そのときは、おかあちゃんも思わず笑っちゃって、
「チョビ、どしたん? おかあちゃんの顔、そんなに可笑しい?」 なんて、
チョビの頭を両手で支えながら話しかけて。

そんなチョビがあまりにも可愛くて、
チョビのおでこに、おかあちゃんのおでこをくっ付けてスリスリしたりして。

その間も、チョビはおかあちゃんの顔を見てずっと笑ってました。

そして、チョビの頭をベッドの上にゆっくりと戻し、寝かせてあげました。

その約1時間後だったと思います。
チョビが虹の橋をひとりで渡ってしまったのは・・・。


いま思うんです。
最後の力を振り絞って見せてくれたあの笑顔は、
心配で不安そうな顔しながら自分を覗き込んでるおかあちゃんを、
安心させるために笑ってくれたのかなぁ・・・って。
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それとも、チョビなりの 「さよなら」 を、
おかあちゃんに告げようとしたのかな・・・ってね。

あのとき、チョビがおかあちゃんに見せてくれたとびっきりの笑顔、
一生忘れません。


チョビがくれたおかあちゃんへの最後のプレゼント。
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一生大切にしていくよ。
by uchi-mame | 2015-10-23 20:57 | 闘病記 | Comments(8)