先日、チョビがめっちゃ久しぶりに吠えました。
(寝言では毎日しゃべってるけど・・・汗)
「ごめんなちゃい・・・チョビ、めっちゃ反省しております・・・・・」
あらあら!? チョビちゃんったら、謝らなくてええのよ~。
あのときだって、おかあちゃんはチョビのこと一切怒らなかったでしょ?
だって、その吠え方があまりにも情けなくて可愛くてさ。
怒ることを忘れて、お腹を抱えて大笑いしちゃったんだよね~、ダハハ♪
見晴らしの良い小高い山がある公園に行ったときのことです。
とても狭くて小さな公園なのですが、チョビはここがお気に入りで、
この日も張り切って登って行ったんだけど、山の上から怪しい声が聞こえてきたんです。
「んにょ~~~あんぁ~~~んぎょ~~~」 って・・・(汗)。
ルンルンだったチョビも、その声の気味悪さに怖さを感じたのか、
ピタッと立ち止まり、シッポを下げ、
背中の毛を立てながら山の頂上を見つめていました。
「あのときは、ホントに怖かったんだから・・・」
奇妙な声を出していたのは、仁王立ち姿のおっちゃん!
どうやら、「詩吟」 の練習をしていたみたいで・・・。
でも、チョビに 「詩吟」 なんて分かるわけもなく、
思わず、おっちゃんに向かって 「ワ、ワァーーーン!」 って大きな声で吠えちゃった♪
たぶん、「なんやねん、オマエ! 怪しいぞ! 何者じゃ! 名を名乗れー!」 と、
叫んでいたんだと思います。
だけどさ・・・吠えたのはいいんだけど、
チョビ姉さんったら、めっちゃ久しぶりに吠えてみちゃったもんだから、
声がばかデカくてね・・・しかも、思いっきり裏返ちゃって。
なんとも情けない声でした(爆)。
「あちゃ~! 思い出しただけでも恥ずかしいんやけど~」
久しぶりに吠えたことに、自分でもビックリしていたチョビが面白くてね。
大笑いしたい気持ちを必死に抑えて、ムッとしていたおっちゃんにペコペコ謝りながら、
吠え続けるチョビを引っ張って、慌ててその場を立ち去りました。
でも、チョビは興奮冷めやらずで、
山を下りておっちゃんの姿が見えなくなっても、怪しい声はまだ聞こえてくるので、
しつこく頂上に向かって、「ワァーン!!」 って叫びっぱなし・・・もちろん、裏声で(笑)。
普段から吠え慣れていないせいか、
いまいちボリューム調整ができなくなっているチョビ。
もしかして・・・チョビったら、吠え方を忘れてしまったのかしら?
「おかあちゃん・・・チョビの声、ちょっと大きかったかな?」
ううん、大丈夫だよ。
チョビは立派なワンコだもん。 必要なときは頑張って吠えてもいいんだよ。
それにしても、あのおっちゃんには悪いことしちゃったな。
怪しい おっちゃん、練習中にお邪魔しちゃってスミマセンでした。