先日、チョビのバースデープレゼントを買いに行った 「
GEORGE (ジョージ)」 に、
小さなリーフレットが置いてありました。
「まいごになったシロ」。
「ご自由にどうぞ」 と書いてあったので、1冊いただいてきました。
世田谷区保健所が発行している、
犬の鑑札の重要性や犬の登録、狂犬病に関することなど、
犬を飼うことについて書かれた絵本形式のリーフレットだそうです。
絵本の内容は・・・。
お散歩中に、飼い主のゆきちゃんとはぐれてしまったシロは迷子に・・・。
悲しくて泣いていたシロを見つけた人が連絡をして、動物愛護センターに保護されました。
すると、そこには犬がいっぱい・・・でも、その犬たちは、
飼い主の勝手な都合で連れて来られたり、捨てられたり・・・そういうコたちばかりでした。
「1週間のうちに誰かが迎えに来てくれなければ助からない」 と聞かされたシロは、
「二度とゆきちゃんと会えないの?」 とますます悲しくなり泣いてしまいました。
でも、他のコたちがシロにこう言いました。
「シロくんは大丈夫だよ。 だって、シロくんには鑑札がついてるでしょ?」。
すると、「シロ!」 と呼ぶゆきちゃんの声が聞こえてきました。
再び会うことができた二人はぎゅーっと抱き合いながら、
シロは、「ゆきちゃん、鑑札つけててくれてありがとう」 と言いました。
そういう内容のお話で・・・思わず、涙を流しながら読んでしまいました。
この絵本は、犬に鑑札や迷子札をつけることの意義や重要性を、
可愛い絵でやさしく分かりやすく書かれた1冊なのです。
迷子になってしまった犬は、自分で自分の身分証明を伝えることができません。
鑑札・注射済票・迷子札どれか1つでもつけていれば、
迷子になっても、大好きな飼い主さんが待っているお家に帰ることができるのです。
チョビは、鑑札の代わりにカプセル型の迷子札をつけています。
中には、おかあちゃんたちの連絡先の他に鑑札番号も書いてあります。
小さな迷子札だけど、
「捨て犬だったチョビに、二度とあんな悲しくて寂しくて辛い思いをさせたくない!」
そんなおかあちゃんたちの思いがしっかりと詰まっているのです。
絵本の最後にある、
「あそこにいた他の犬たちはどうなっちゃうの?」 というシロの言葉。
チョビも同じ立場にいたのかと思うと・・・考えるだけで怖くなります。
「あなたの愛犬に、鑑札や迷子札はついていますか?」
大切な家族を守るためにも・・・、
愛犬に、鑑札・迷子札をつけましょう!!