チョビが 「ステージⅤのリンパ腫に侵されている」 と先生に告げられたとき、
いちばん聞きたくなかった&知りたくなかったことがあります。
それは、「余命」 です。
チョビと同じような病気が見つかって、
家族の方に、すぐに 「余命宣告」 をする先生もいるけど、
チョビを診てくれた先生方は、チョビの 「余命」 は分かっていたと思うけど、
誰ひとりとして告げる方はいらっしゃいませんでした。
それは、おかあちゃんにとってはめっちゃ有難いことでした。
「余命」 を知らないでいると、
ある日突然、チョビとの悲しい別れがやって来るかもしれないという不安は、
たしかにありました。
でも、「余命」 を知ってしまったら、
その日が近づいてくるにつれ怖くて堪らず、おかしくなってしまいそうだったから・・・。
「余命」 のことばかり考えてしまって、
チョビとの大切な毎日を楽しく過ごしていけないと思ったから・・・。
だから、先のことなんて関係ない。
いまこのときを1日でも長く続けていけるように、
チョビと楽しい思い出をいっぱい作りながら過ごしていきたい!
そう思ったから、「余命」 だけは絶対に知りたくありませんでした。
でも、「余命を知る」 ことも、とっても大事なことですよね。
しっかりと 「余命」 を聞いて向き合って、
その日以上に長生きすることを目標として頑張っていく方もいると思います。
おかあちゃんには、その勇気がなかっただけです・・・ごめんなさい。
先生方も、おかあちゃんと全く同じ気持ちだったようです。
チョビの体調が悪くなっても前向きに明るく接してくれ、
チョビにたくさんの言葉を掛けながら、診察&治療をしてくれました。
そんな優しい先生方に、
チョビもおかあちゃんも、元気と勇気をいーっぱいもらいました。
頑張って生きていくチカラをいーっぱいもらいました。
おかあちゃんは、めちゃくちゃ心配性で弱い人間だから、
チョビの 「余命」 を知ったら何もできなくなり、ダメになっていたと思います。
先のことばかり考えては怖くなり、
泣いてばかりの毎日になっていたと思います。
なので、チョビやおかあちゃんたちに気遣いながら、
「余命」 のことは一切考えず、懸命に治療してくれた先生方には、
感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
今日は、コメント欄閉じますね・・・(ペコリ)。
チョビと一緒に頑張ってきた闘病生活、カテゴリ 「闘病記」 にまとめました。