チョビは、6才になったいまでも甘えん坊さん。
おかあちゃんがコタツに入ると、スタコラやってきて、
ヒザの上にちょこんと乗り、頭をスリスリしながら、いつの間にか夢の中へ・・・。
可愛いんだけど、ちょっと重いんだよねぇ。
動物愛護センターからもらってきたばかりのとき、
人間が苦手で、おかあちゃんたちのことも、あまり信用してくれてなかったチョビ。
そんなチョビの姿が、可哀そうで可哀そうで・・・。
おかあちゃんたちのことを信頼してもらえるよう、
部屋中を走り回って、ソファをカジカジしても、トイレシートをビリビリにして、
あちこちにオシッコしても、怒らず、驚かさず、怖がらせないようにしながら、
朝から晩までチョビの相手をしてあげるよう心がけていました。
そんなある日、
遊びつかれたチョビが、短くて可愛い足でおかあちゃんのヒザの上ってきて、
全体重をかけて、穏やかな顔でグッスリ寝始めて・・・。
そのときは、もう涙が出ちゃうほど嬉しくて嬉しくて
思わず、仕事中のおとうちゃんに 「チョビがヒザの上で寝てくれたー!」って、
電話したのを覚えています。
この先、おばあちゃんになっても、チョビは甘えん坊さんだと思うけど・・・。
嬉しいことや辛いこと・・・、
何があっても、おとうちゃんとおかあちゃんはずーっとチョビのそばにいるから、
今日も安心してグッスリと眠ってね。