おかあちゃんの母親から、久しぶりにTelがありました。
そして、第一声は、いつも決まってこう・・・「チョビどうしてる? 元気にしてる?」。
ワンコ大好きの母親・・・チョビは、母親にとってカワイイ孫なのです。
実家で飼っていたリリーが亡くなって、早いものでもうすぐ10年になります。
リリーがいなくなったころの母親は、散歩しているワンコを見ては涙を流し、
何もしていなくても涙が出てしまう・・・とても、つらい毎日だったようです。
そんな母親だから、すぐに新しいワンコを飼うだろうと思っていました。
しかし、自分たちの年齢を考えると、
最後まで面倒をみていけるかどうか不安だということから、
飼うのを断念したそうです。
でも、大好きなワンコと触れ合いたくて、
父親と一緒に、何度か里親会に足を運んでいたみたい。
「遊んでー」 と無邪気な顔で飛びついてくるたくさんの子犬たちを見て、
「この子、リリーに似てる」 と1匹のワンコを抱き上げた母親に、
里親会のスタッフさんが悲しい現実を教えてくれたそうです。
「飼っていた犬が亡くなって、新しい犬をもらいに来る人はたくさんいるんですが、
やっと新しい飼い主さんが見つかってもらわれていっても、数日後には、
“飼っていた犬と性格が違うので飼えません” とワガママな理由で、
ここに戻ってきちゃう可哀そうな犬が多いんですよ・・・だから、
前に飼っていた犬と比べてしまう方に、犬たちをお渡しすることはできないんです」
なんて悲しい話だろう。
家族の一員として受け入れた小さな命を簡単に手放すなんて・・・信じられない!
リリーがいなくなってから2年。
初めてチョビとご対面した母親は、すごく嬉しかったみたい。
「チョビ! チョビー!」 と呼ぶ母親の顔も、
シッポを振って寄って行くチョビの顔も明るくて、めっちゃ嬉しくて楽しそう♪
そんな、楽しそうな2人を見ているおかあちゃんも嬉しい気持ちに・・・。
こんな食いしん坊な孫だけど、
おかあちゃんたちだけでなく、父親や母親も癒してくれてるんやねぇ。
チョビ、ありがとね~。